世の中には商品があふれています。そして、我々は必要なモノをすでに持っているおり、新たな商品を購入のは相当な動機付けが必要です。つまり、モノが売れない時代になってきているのです。
そのような環境で新たに売れる商品を開発することは容易ではありません。そして、多くの人が「商品開発の落とし穴」に陥り苦しんでいます。
【商品開発の4つの落とし穴】
- 「いいアイデアが閃いた」と思い、十分に調査もせずに新商品を開発すると
「思い込み」商品となり、「作っても売れない」状態に陥る。 - 他人がうまくやっている商品を「勝ち馬に乗ろう」と真似すると、
「単なる人まね」商品に陥り、顧客から相手にされない。 - 顧客から言われるがままに商品を開発すると単なる「下請け」となり、商品の横展開もできず注文をくれた顧客だけにしか売れず、大して儲からない。
- 自社商品を更に良くしようと考えて、できることだけをやっていると
「単なる改良」になってしまい、高く売ることができない。
以上の4つは典型的な「うまくいかない商品開発」で、たいてい失敗に終わります。商品開発はむやみに行っても成功しません。戦略が必要なのです。
そこで、商品開発を成功に導くための基本的な考え方とその流れを以下に説明します。