〜新商品開発は小さく・早く始める〜
「小さく産んで大きく育てる」は商品開発にとっての王道です。最初から大きく産もうとすると大抵の場合失敗します。最初からうまくいく商品開発は「ない」と考えた方が無難です。
ヒット商品とは、小さく産んで、お客に改善点を指摘されて、何度も直してようやくヒットする商品に育つことができるのです。
商品開発を成功させるためには顧客の求める商品を提供しなければなりません。その時、開発商品が顧客ニーズを満たすかどうかは実際に顧客に聞いてみるしかないのです。顧客に聞くためには実際の商品が必要となります。そこで、プロトタイプ(試作品)が必要となります。
プロトタイプは単に作ればいいというわけではなく、きちんと顧客の課題にあっているかどうか、また顧客ニーズをどの程度充足しているかという効果測定をすることが重要です。顧客ニーズの充足度が高い商品こそ売れて儲かる商品になるのです。